順送プレス加工とは
順送プレス加工は順送金型を使ったプレス加工の一種で、複数の工程を同時に行えるプレス加工方法です。
プレス加工は基本的に形を1回変えるために、1つの型が必要になります。1つの型でできる変形には限界があるため、複雑な製品の場合、複数の型を使って加工工程を増やしていく必要があります。
加工工程ごとに型を変えなければなりませんが、1工程ごとに金型を変えていると生産効率が落ちてしまいます。そこで登場するのが順送金型です。
順送金型は1つの金型の中に、複数の型を加工工程順に配置した金型です。例えば、左から順に、工程1、工程2、工程3,工程4の型を用意し、製品を左から順番に移動させることで加工を行っていきます。
この場合1度のプレスで、4工程を同時に行えることになるため、生産効率は格段に上がります。
しかし、絞りや外形が大きく変化するものは苦手などのデメリットもあります。
三洋電機製作所の順送プレス加工
経験豊富な製造実績
当社は創業60年以上にわたり、金属プレス加工をはじめとし、溶接、組立などで自動車部品を生産してまいりました。納品先はデンソーグループ、株式会社明電舎等、量産実績は豊富です。
特に銅の順送プレス加工を得意とし、検査体制も充実させています。
安定した量産体制
金型の定期的なメンテナンスはもちろん、納期遅れがないように生産管理システムを駆使して生産を管理しています。
また、品質管理体制や社員教育も徹底しながら、お客様が安心してご依頼できるように努力しています。
豊富な設備(300tの順送プレスに対応可能)
45tから300tまで合計18台の順送プレス設備を保有しています。
豊富な設備があるからこそ、お客様のニーズに合わせた最適な加工方法を選ぶことができます。